○演目
「壺坂観音霊現記(つぼさかかんのんれいげんき)」 沢市内より山の段
「上演にあたって」 -あいさつと文楽の解説-
「神事より三番叟(さんばそう)」 天の恵み 地の恵み 自然への感謝と"農"への回帰

○概要
日時:5月3日(祝)
開演:午後5時半(開場 5時)
出演:「文楽座」 
特別出演:坂田明(Jazz Sax)
料金:当日 一般/3500円 中高生/2500円  前売 一般/3000円 中高生/2000円(全席自由)
会場:まつだい「農舞台」1Fイベントスペース コメ・コネクション
主催:まつだい「農舞台」 企画運営:まつだい「農舞台」人形浄瑠璃公演実行委員会

「文楽」(人形浄瑠璃)は、350年余の歴史をもつ歌舞伎・能に並ぶ日本の古典芸能です。
現在は重要無形文化財、世界文化遺産に指定されていますが、その発祥は農村の祝祭芸能にあり、農閑期に農民が習い覚え、春の祈願や秋の豊作の祭に奉納を始めたのが興りといわれ、田畑や神社につくられた農村舞台で演じられてきました。今回の「農舞台」の公演では、棚田、里山といった周囲の景観をとり入れて、「文楽」の原点に回帰する舞台を行います。農民たちの労働記念碑の中で開催される本公演は、平和な生活への祈りであった文楽の初源の力を呼び起こし、多くの人々を鼓舞し、生きる勇気を与えることでしょう。また、坂田明(ジャズサックス)と文楽のセッションも見逃せません。従来の古典芸能の型を破った実験的舞台をぜひご覧下さい。

○チケットお問い合わせ
まつだい「農舞台」TEL 025-595-6180
チケット取り扱い販売所
[十日町市]  まつだい「農舞台」 十日町市民会館 [南魚沼市] 南魚沼市民会館 [魚沼市] 
小出郷文化会館 [湯沢町]湯沢カルチャーセンター [上越市] リージョンプラザ上越 
[柏崎市] 柏崎市民会館 [長岡市] リリックホール [新潟市] 新潟県民会館


○演目紹介

壺坂観音霊現記はお里沢市の通称で知られ、山里で暮らす夫婦の愛情と観音信仰のお話です。夫沢市は盲目で、妻お里は夫の眼病を治すため、毎夜壺坂の観音堂(奈良県)にお祈りをしていました。沢市はお里が毎夜いなくなってしまうのを不審に思い、他の好きな男の人がいるのではと疑っていますが、自分への為に願掛けをしているのだと知り涙を流します。このときのお里の心情を表現した「三つ違いのお兄さんと言うて暮らしているうちに〜」という口説きは有名で多くの共感を呼びます。そして2人は共に観音堂へ行こうとするのですが・・・。
三番叟は能の「翁(おきな)」からの出典で文楽ではリズム良くコミカルな動きも加えられ、広く親しまれています。農作業の様子も踊りに組み込まれていて、稲作をする喜びや苦労も表現されていて、五穀豊穣や国家安泰などをお祈りします。現在はおめでたい席や舞台で多く上演されます。
○出演者・舞台スタッフ

浄瑠璃  竹本相子大夫
三味線  野沢喜一郎 鶴沢清馗
人形  吉田清之介 吉田勘緑 吉田玉佳 吉田勘市 桐竹紋臣 吉田玉誉 吉田
玉翔
特別出演  坂田明(Jazz Sax)
照明  大野哲生(P.A.C.)
音響  永井潤(P.A.C.)
美術  中里_魯洲(木偶舎)
大道具  丸山一男(木偶舎)
舞台監督  恒松徹也(国立文楽劇場)
演出  吉田勘緑
○演出・特別出演者紹介

演出 吉田勘緑(よしだ・かんろく)
昭和30年徳島県・池田町生まれ。(財)文楽協会技芸員、文楽人形遣い。「木偶舎」主催。
高校の頃から人形を遣い、早稲田大学で演劇を学び中退後、52年文楽の世界に飛び込む。54年から二世桐竹勘十郎(人間国宝・故人)に入門。12年前から「木偶舎」を主催し、各地で自然との融合や他ジャンルの音楽・演劇との接点を求めた文楽人形の可能性を追求し、劇場の枠を越えた独自の野外劇場を企画・演出している。また、文楽の新作の脚本・演出も手掛け話題を呼ぶ。主な作品は「母情落日斧(ははなさけらくじつのおの)」「化身恋終焉(あだしみのこいのおわりに)」など。

神奈川県の最北部藤野町に移り住み「大石神社奉納人形浄瑠璃」を11年上演。ほかに、岐阜県郡上大和町・福井県三国町・静岡県東伊豆町などで、古典芸能の敷居を越えた地域に密着した野外公演を行っている。一昨年は越後妻有アートトリエンナーレ・京都ビエンナーレなどのアートワークも手掛ける。また今年の一月末からの東欧・北欧公演も成功させている。

特別出演 坂田明(さかた・あきら) 
1945年生まれ、広島県呉市出身。サックス、クラリネット奏者。
広島大学水畜産学部水産学科卒業。1972年「山下洋輔トリオ」に参加、メ−ルス ニュ−ジャズフェスティバル、ベルリン ジャズフェス、モントル− ジャズフェス、ニュ−ポ−ト ジャズフェス等様々なフェスティバルに出演。
1980年より「SAKATA TRIO」結成、81年、同トリオでヨ−ロッパツア−,「SAKATA ORCHESTRA」でベルリン ジャズフェスティバルに出演。以後「SAKATA SEXTET」「」「DA-DA-DA ORCHESTRA」「MITOCHONDRIA」「HARPACTICOIDA」など様々なグル−プの結成、解体を繰り返す。
2003年5月、「坂田明mii」を率いて、ヨーロッパ公演(デュッセルドルフ、パリ)をおこなう。自身も出演したドキュメント映画「白神の夢」の音楽を制作。
長年にわたるミジンコの研究普及活動が認められ、日本プランクトン学会より特別表彰される。
2004年、小栗康平監督の映画「埋もれ木」に役者として参加する。(2005年6月公開予定)
9月、DJ KRUSHのアメリカ公演(ニューヨーク、サンフランシスコ)に参加する。
同月、坂田明miiの初CD 「赤とんぼ」を自己のダフニア・レーベルより発売.続いて東北ツアー、西日本ツアーを行う。
2005年3月、観世栄夫総監修、鏡花<夢現>劇「滝姫」(高岡市民会館)に出演。
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