(c) Kenji Aoyagi

2005年7月16日(土)〜10月2日(日) (月曜休館)
開館時間: 10:00〜18:00(受付は17:30まで)
鑑賞料:一般 500(400)円
    小中学生 300(200)円
※( )は20名以上の団体料金
です。
場所  まつだい「農舞台」 農舞台ギャラリー
主催  まつだい農舞台
共催  十日町市

人間の偉大さ、ちっぽけさ、勤勉さ、しぶとさ。稲を通して見えてくる世界の生命力に出会える展覧会。世界各地の棚田から棚田へと渡り歩いた青柳健二の写真(14ヶ国62点)と各地の民族衣装(13民族21点)の展示。
※オリザoryza=稲の学名

8月20日(土)18:30〜
レクチャー 「オリザがつたえるもの」 講師:青柳健二
砂漠の国「イラン」のイメージを覆られたカスピ海沿いの水田地帯。
イランの棚田撮影から戻られたばかりの青柳氏によるスライドレクチャーです。
※参加申し込み、詳細はまつだい農舞台へお問い合わせください。

今から10年以上前、中国雲南省で偶然目にした棚田は、谷全体が何千何万という田んぼが朝焼けに染まり、息をのむほど美しかった。
しかし私が写真を撮っていると地元の老人は「なんでこんなものが美しいのだ?」といった。彼らには、生まれてからずっと見慣れてきた日常の風景に過ぎなかった。
美しく作ろうと意識して作ったのではない。権力者がこういう形にしようとしてできたものでもない。ひとりひとりの農民が自然に従い、あるいは闘ってきたことが、畦道の曲線に結果としてなったのだ。
棚田を見ると、人間の偉大さ、ちっぽけさ、しぶとさ、勤勉さなどが複雑な思いとなって沸き起こる。棚田は、自然と人間との関係が生んだ究極の芸術品ではないだろうか。
私は、中国を皮切りにベトナム、インドネシア、フィリピンなどのアジアの国々、そして日本全国に点在する棚田をまわった。
棚田を巡る旅をして、コメ、稲とともに暮らすアジア人の心を知ったことは、一番の収穫であった。(写真家:青柳健二)

(c) Kenji Aoyagi

(c) Kenji Aoyagi

(c) Kenji Aoyagi
青柳健二
1958年山形県河北町生れ。山形大学工学部卒業。近年はアジアの棚田、稲作文化の撮影を続け、雑誌、新聞、ホームページ(http://www.asia-photo.net/)などで発表。著書に「メコン河」「日本の棚田百選」「アジアの棚田 日本の棚田」などがある
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